新婚旅行、中高年向けツアー、家族旅行、社会人になってご褒美に・・・等、これから海外旅行に行く予定の方必見!
今回は、「初めての海外旅行におすすめのスーツケース選び」特集です。
実は、海外旅行のために人生で初めてスーツケースを買うという方も多いので、購入するときの注意点も合わせてご紹介します。ぜひ参考にしてください!
旅慣れてない人の海外旅行スーツケース選び
人生初の海外旅行!!テンションも上がる一方、何を持っていけば良いのか不安もいっぱいですよね。海外旅行に行くときの必須アイテムのひとつなのが”スーツケース”。
でも、これまでにスーツケースを買ったことがない人や、記憶にないくらい昔に買ったことはある人にとって、自分に合ったスーツケースを選ぶことほど困難なことはありません。
(※私もこれまで何度も失敗してきた経験あり)
買い慣れていないモノだからこそ、これだけは!というポイントを押さえて、海外旅行のためのスーツケースを決めることをお勧めします。
失敗しない(少ない)スーツケース選びのポイント
今回は5つのポイントに分けて、スーツケースを実際に選ぶ時に注意すべきことをまとめています。
スーツケースを購入する前に自分の旅スタイルを想像してみて、どんな旅行日程なのか、移動方法は何か、荷物の量はどれくらいになるか、お土産をたくさん買うのか買わないのか、等をリストアップしてみてください。
きっと、自分に合ったスーツケースはおおよそこんな感じかなぁと絞りこめるはずです。
記事の最後の方に、旅に慣れてない方でも使いやすく、口コミも良い人気のあるスーツケースをご紹介していますのでぜひ参考になさってください!
1.軽量タイプを選ぶ
海外旅行でなにが困るか、というと「移動」です。旅行スタイルによって変わってきますが、初めての海外旅行の場合、通常ツアーで参加することが多いですよね。
ツアーだと、貸し切りバスでの移動がメインになると思いますが、電車や地下鉄、一般バス、徒歩での移動も十分考えられます。そして、空港や駅、バスターミナル等の建物内の移動というのもかなりあるのが海外旅行。
そのときに注意してほしいのが、「スーツケースが重いと大変!」ということ。
誰かに手伝ってもらうこともできず、自分の荷物を棚に乗せたり、階段の昇り降りをしないと行けない場面も多いので、必ず「自分一人で持ち運べる重さ」にとどめておく必要があります。
少しでも荷物やお土産が増えて重さが増しても大丈夫なように、スーツケース自体が軽量のモノを選ぶことをお勧めします。
2.丈夫で割れない素材
次に心配なのが、「海外旅行中にスーツケースが壊れる」こと。ただでさえスーツケースが壊れると大変なのに、慣れない、言葉が通じない海外で破損してしまうと、その対応に時間がかなり取られます。
(新しいスーツケースの購入、荷物の入れ替え、移動途中の場合は抱えて運ぶ、ガムテープ等で補強etc)
実際に海外の空港やホテルで、かなり酷く壊れているスーツケースを目にすることがあるんですが、サランラップのようなビニールでぐるぐる巻にされていたり、ガムテープで補強されていたり、本当に大変そうです。
せっかくの楽しい旅が台無しにならないためにも、極力壊れにくい、仮に壊れても帰国後に補修保証の対応をしっかりしてくれるモノを選ぶことオススメします。
あまり安いスーツケースを買うと、キャスターやボディが割れたり、補修にお金がかなりかかったりするので、安物買いの銭失いになる可能性が高いです。
3.大きすぎると大変
次に注意してほしいのが、「スーツケースのサイズ」です。
フライトするときに重要になるポイントです。飛行機に乗る場合に限りますが、スーツケースには大きく分けて「機内持ち込みサイズ(キャリーケース・キャリーバッグとも呼びます)」と、機内持ち込みができないサイズの「預入れサイズ」の2つがあります。
機内持ち込みサイズというのは、文字通り「飛行機内に持ち込んで、自分の座席上の収納スペースに入れられるサイズ」です。
預入サイズというのは、自分の座席まで持っていくことができず、チェックイン時にチェックインカウンターで預けて、貨物室行きになる「大きいサイズ」です。
荷物が少ない方や、近隣の国に行く人、お土産が多くならない人なら、思い切って機内持ち込みサイズを選ぶのもありです。機内まで持ち込めるので、貴重品管理がし易いのと、預けた荷物がターンテーブルに乗って運ばれてくるのを待つ時間を省けますよ。
※ただし、100ml以上の液体を持っている人は機内持ち込みが不可能なので、預入荷物としてチェックインカウンターで預けましょう。
逆に、荷物が多い人、洋服がかさばる冬シーズンの旅行、お土産をたくさん買いたい人は、大きいサイズを選びましょう。ただし、大きければ良いというわけではなく、最初にも書いたように「重さ」に注意が必要です。
スーツケースのサイズが大きくなれば、その分中に入れる物も増える=スーツケースが重くなる、になります。大きくても80L程度のサイズまでに抑えることをお勧めします。
4.目立ちやすいカラー
「ん?どういうこと?」と思われるかもしれませんが、スーツケース選びの時に意外と関係ないと思われがちで実は大切な「色カラー」です。
無難で使い勝手が良さそうなブラックやブラウン、ネイビーを選ぶ人も多いのですが、実際に旅行に行ったら感じることなんですが、周りもみんな黒クロくろ!!
そんな中で自分のスーツケースを見つけ出すのは一苦労なんです。とくに、ツアー客全員のスーツケースと一緒にまとめて置かれていたりしたら、間違って持って行く(持って行かれる)取り違える原因になります。
遠くからでも「あ!自分のスーツケースだ!」とわかるような、ちょっとだけ目立つカラーをチョイスすることをお勧めします。
※派手な必要はありませんよ(笑)
5.壊れにくいキャスター
実は旅行中に壊れる場所No1が「キャスター(タイヤ)部分」なんです。
ヨーロッパや舗装がちゃんとされていない悪路を歩いたり、移動が多かったり、空港での取扱が雑だったり、いろんな理由でキャスター部分ってよく壊れるんです。
とくに顕著なのが、安いスーツケース。価格が安い分、キャスターもあまりしっかりしていなかったり、音がうるさかったりします。
とても高いスーツケースを買う必要はないですが、キャスター部分がしっかりしているタイプのスーツケースを選ぶのは必須です!
管理人が選ぶスーツケースおすすめ一覧
実際にこの5つのポイントをまんべんなく押さえている、初めての海外旅行をする方にとって使いやすいスーツケース(ブランド、シリーズ)を、管理人の独断と偏見でご紹介します。
1.世界シェア&軽量No1!「サムソナイト」
スーツケースと言えば「サムソナイト」というくらい有名な世界トップクラスのスーツケースメーカーです。
現在、独自の研究で特許を取った軽量&耐久性の高い素材を使ったスーツケースが大人気です。本当に指一本でも軽々と持ち上げられるほどの軽量さと、形状記憶型で凹んでもすぐに元通りの形に戻るボディの合わせ技。
老若男女に好まれるカラーリングや、アメリカっぽいポップなテイストのカラーまで豊富に揃っている、初めての海外旅行のスーツケースとして選ばれることが多いコスパの良いブランドです。
2.日本製で安心安全「エース社」
日本の大手スーツケースメーカー「エース」は、北海道に工場を持っていて、職人さんが丹精込めて作り上げているジャパンブランド!
最近は、女性スタッフさんがアイディアを練って製品化している完全女性向けモデル「ハント」が、他に類を見ない可愛さと大人オシャレさで女性に大人気です。
日本のメーカーだからこその、日本人の体型や癖などを研究して作り上げている、日本人のためのスーツケースです。何度も繰り返される耐久チェック等で製品に対する品質は文句なし!保証もしっかりしていて、修理への対応など丁寧にしてくれることでも定評があります。
安心して海外旅行を楽しむなら、ぜひお勧めしたい管理人の個人的イチオシブランドです!
3.日本老舗メーカー「サンコー鞄」
こちらも日本を代表するスーツケースメーカー、老舗鞄メーカー「
金属フレームを使用しているのにボディの軽量化を成功させた、鞄作りのプロのメーカーです。旅行先に壊れ物を購入する方や、大切なモノを持ち運ぶ方は、ファスナーよりもフレームタイプがお勧めなのですが(※参考記事「ファスナーとフレームの違い」)、フレームタイプで軽量ボディのこちらのスーツケースがおすすめです。
4.一生モノになる逸品「リモワ」
スーツケース界の断トツオシャレブランドと言えば「
値段も若干高いですが、オシャレにこだわりがある方はもちろん、一生モノのスーツケースを探している方にオススメのブランドです。
もちろんオシャレなだけではなく、品質も世界トップクラス。使っている素材は最高級レベルのもので、世界で初めて軽量ボディのポリカーボネートを作ったのもこのリモワ社なんです。ドイツの熟練したマイスターが作り上げている、誰もが羨むスーツケースです。
並行輸入で購入したら多少安く購入できますし、お財布に余裕がある方はぜひ検討してみてください(笑)
※安すぎると壊れるので注意!
すでにチラッと書きましたが、大型量販店やディスカウントショップ、いろんなところでスーツケースを販売していますよね。
ついついお値段が安いから、と思って買ってしまいがちですがちょっと待ってください!
安いスーツケースがダメとは言いませんが、スーツケースに関しては、値段に比例して品質も上下しやすいのが特徴なんです。安価なものはお安い分、使っている部品やボディ素材も値段に見合ったものが使用されています。
たとえば、スーツケース選びで本当に大切な部分「キャスター(タイヤ)」ですが、安いものになるとプラスチック素材、キャスター自体も小さく、ボディとの設置部分も簡素に取り付けてある場合が多いです。
実際に転がしてみたときに、滑りが悪かったり、走行中のゴロゴロ音が大きかったり、タイヤ部分のネジが壊れたり、プラスチックが破損したりしやすいです。
そして、大切なのが「保証と修理」。大手メーカーさんで値段もそこそこするモノなら、1~5年の修理保証が付いていたり、そもそも壊れにくいという利点があります。
もちろん、安価なスーツケースを選んだら絶対壊れる!という訳ではないですが、しかも慣れていない異国の地で、スーツケースが壊れたときほど対応に困ることはありません。
せっかくの楽しい旅行で嫌な思いや、余計な手間を増やすよりも、最初からある程度安心して使えるスーツケースを準備していくことも、慣れてない海外旅行には大切なのかなぁ、と思います。
あとは、ご自分の旅行内容や、お財布と相談して、ぜひ失敗の少ないスーツケースを選ばれて、楽しい旅を送ってください!
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